千葉市中央区は、千葉県千葉市の南西部寄りに位置するエリアです。県の行政・商業・文化の中心地として、JR千葉駅や千葉みなと駅周辺に市役所や県庁、裁判所や警察本部といった行政機関が集中し、「ペリエ千葉」や「そごう千葉店」、「C・one(シーワン)」などのショッピングセンターも充実しています。

また臨海部には、千葉港のシンボル「千葉ポートタワー」や複合レジャー施設「ポートタウン」、「千葉県立美術館」があり、「千葉市蘇我スポーツ公園」や「千葉ポートパーク」などの自然を感じられるスポットも揃っています。
蘇我スポーツ公園内の「フクダ電子アリーナ」は、プロサッカーチーム「ジェフユナイテッド市原・千葉」のホームスタジアムとして知られており、試合開催日には多くのファンで賑わいます。

中央区は千葉市内の中で最も交通の便がよく、主にJR総武本線、京葉線、内房線、外房線、京成電鉄千葉線、千葉都市モノレールが走っており、県内だけでなく東京都心へのアクセスも抜群です。新宿駅や渋谷駅へは約1時間で行けるので、通勤や通学にも便利なエリアです。
また「千葉市立青葉病院」や「千葉メディカルセンター」、「千葉東病院」といった医療機関が多い点も大きな魅力となっています。

このように中央区は商業施設や飲食店が立ち並び、交通アクセスも良く、公園や医療施設も充実していることから、ファミリーや一人暮らしなど幅広い層の人々から人気を博しており、人口約21万人と市内で最も総人口が多いエリアです。近年は再開発の影響によりマンションも増えているため人口もさらに増加傾向にあります。

ペリエ千葉

JR千葉駅直結の駅ビル「ペリエ千葉」は、最新のトレンドをおさえたアイテムが揃う、洗練されたデザインの店舗が立ち並ぶショッピングセンターです。
主に「ビームス」や「ビューティー＆ユース ユナイテッドアローズ」、「ディーゼル」といった若者に人気のショップから、「ジュエリーツツミ」や「ラザールダイヤモンド」など多種多様なテナントが出店しています。本屋や雑貨、インテリアショップも充実しているので平日や休日を問わず多くの人で賑わっています。
「スターバックスコーヒー」や「ベーグル&ベーグル」、「ゴーゴーカレー」や「鎌倉パスタ」といった人気カフェやレストランも揃っているので、デートやランチ、仕事や学校帰りの食事にもおすすめです。
緑溢れる屋上庭園「えきうえひろば」では、ビアガーデンやイルミネーションなどのイベントのほか、ワークショップも年間を通して行われています。

ミーオ

京成千葉線・千葉中央駅直結の「ミーオ」は、2021年にリニューアルオープンしたショッピングセンターで、広々とした店内フロアにおしゃれなショップが多数出店しています。
ファッションは「ハニーズ」や「ベイビークラブ」、インテリアと雑貨は「ボンメゾン」や「ダイソー」のほか、ペット用品を取り扱う「ジョーカー」やドラッグストア「マツモトキヨシ」などの専門店が充実していて、さらに映画館「京成ローザ10」もあるため特に休日はたくさんの人が訪れています。
「モスバーガー」や「おにぎり家」、「リトルマーメイド」や「マクドナルド」などのカフェやレストランも数多く揃っているので便利です。

千葉ショッピングセンター C・one(シーワン)

1963年に高架下ショッピングセンターとして開業した「C・one(シーワン)」は、JR千葉駅から京成千葉中央駅方面へとのびる線路のガード下にある商業施設です。
店内フロアはショッピングストリートとグルメストリートに分かれており、買い物と食事が気軽に楽しめるスポットです。通りは一本なので買い物しやすく、雨の日でも濡れずに移動できるのが魅力です。
ファッション関連ショップは「SM2」や「チュチュアンナ」、生活雑貨は「キャンドゥ」や「カメラのキタムラ」などのほか、飲食店もラーメンの「一蘭」や長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」といった人気店が数多く出店しているので、若者からシニアまで多くの人で賑わっています。

千葉ポートタワー

千葉みなと駅から徒歩約12分のところにある「千葉ポートタワー」は、1986年に建設されたランドマークタワーで、国際貿易港・千葉港のシンボルとして知られています。
4階の展望室は全方向ガラス張りになっていて東京湾や工場地帯などを一望でき、人気夜景スポットとしてカップルやファミリーを中心に多くの人が訪れています。
クリスマスイルミネーションやフリーマーケットといったイベントも開催されており、タワー1階の売店で販売しているソフトクリームが人気です。
また周辺にはポートパークや千葉港を巡る遊覧船が運行しているので、観光はもちろんリフレッシュしたい時にもおすすめのスポットです。

千葉県立美術館

千葉ポートパーク内にある「千葉県立美術館」は、千葉県にゆかりのある美術資料を中心に展示を行なっている施設です。画家の浅井忠やフランソワー・ミレーなどの作品が代表的なコレクションで、1974年に開館し多くの人から愛されています。
展示室は全8室、200人収容の講堂、情報資料室などが揃っており、ワークショップも定期的に行われ、様々な角度から美術鑑賞が楽しめます。特別展や企画展も開催されています。
千葉みなと駅から徒歩約10分で、美しい芝生の庭で野外彫刻を見ることもできるので、のんびりと散歩しながら訪れてみてはいかがでしょうか？

千葉市科学館

京成千葉中央駅から徒歩約6分、複合施設「Qiball（きぼーる）」内にある「千葉市科学館」は、幼児から大人まで幅広い層の方が様々な科学体験を楽しめる施設です。
宇宙、自然科学、地球環境などに関する展示を通して科学を学ぶことができ、週末を中心にワークショップも行われています。なかでも、県内最大で最新式の投影機によるプラネタリウムが人気で、1000万個を超えるリアルな星空は必見です。星空観察会のほか、コンサートや講演会といったイベントも開催されています。
実験キットや科学グッズ、宇宙食といった珍しい商品を販売しているミュージアムショップも併設しており、科学館ならではのお土産を購入できるのが魅力です。

千葉県立中央博物館

自然豊かな「青葉の森公園」内にある「千葉県立中央博物館」では、千葉県の自然と歴史に関する展示が行われています。「房総の自然と人間」が常設展示のテーマとなっており、小動物を観察できるコーナーなどもあります。なかでも県内で発掘されたナウマンゾウの化石が人気で、ほかにも貴重な化石が展示されています。
また隣接する野外の生態園では房総の自然が再現され、様々な動植物が暮らす姿をゆっくり観察することができます。より理解を深めるために自然観察会など季節に合わせた行事も開催されているので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか？
ミュージアムショップも併設しており、展示関連グッズや図鑑はもちろん、千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」関連グッズが購入できます。
なお最寄駅は京成千葉寺駅となりますが、徒歩で約20分かかるためバスやタクシーを利用するのがおすすめです。JR千葉駅や京成千葉駅からもバス利用が可能です。

このように千葉市中央区には人気のショッピング施設や観光スポットが充実していますので、周辺を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。